先日マンションの水道工事による断水がありました。
10:00~16:00の6時間の断水でした。
私は在宅で仕事をしているため、この時間の断水は結構困ります。
とは言え、平日のお昼は家を空ける方のほうが圧倒的に多いので水道工事をするのがこの時間帯になるのは仕方のないことですね。
こちらでできることと言えば、断水時に困らないように、あらかじめ準備しておくことくらいかと思います。
というわけで、今回は長時間の断水が行われる前にしておくべき準備について書いておこうと思います。
飲料水の確保
まずは飲料水を確保します。
おそらく断水中に一番困るのが飲料水ではないでしょうか。
やかんやポット等に確保しておきましょう。夏場など雑菌の繁殖の心配がある場合には空のペットボトル等を利用して冷蔵庫へ保管しておきましょう。
浴槽に水を溜める(トイレの水・火事等への備え)
飲料水の次に困りそうなのがトイレです。
水洗トイレはバケツ1杯ほどの水で流すことができますので、そのための水を浴槽に準備しておきましょう。
※オート便器洗浄機能がある場合は断水時間中はオート機能をオフにしておく必要もあるようです。
実際に断水時に何度かトイレを利用しましたが、浴槽に水を溜めておいたおかげで困ることはありませんでした。
ちなみに、実際に流してみたところ、お風呂で使用している手桶や洗面器では水の量が足らずトイレを流すことができませんでしたので、お風呂場に大き目のバケツを用意しておくといいと思います。
ある程度の水量がないと流れないので注意です。
こちらはLIXILさんによる「断水時にトイレを流す方法 (トイレの断水・停電時の対応)」という動画です。大変参考になりますので一度見ておくといいかと思います。
水洗トイレの洗浄について紹介しましたが、くみ取り式のトイレ等の場合でも浴槽には水を溜めておくようにしましょう。
手を洗ったり、ふきんを洗ったりするのにも役に立ちますし、何より火事などの万が一の備えとして安心です。
蛇口の確認
水の確保ができたところで安心してしまいがちですが、最後に必ずすべての蛇口がしっかり閉まっていることを確認しましょう。
断水の時間は決まっていますが、予定より早く通水する場合もあります。
もし、通水した時に蛇口が閉まっていないと、水が出っぱなしになるかもしれません。
断水中にお出かけされる場合には特に注意しておいたほうがよさそうです。
忘れがちですが、洗濯機の元栓になっている蛇口も閉めておいたほうがいいそうです。
断水中の水は飲まない
断水中ということを忘れて蛇口をひねってしまうことがあるかもしれません。
断水中とは言ってもしばらくの間は水道管に残っている水が出ます。
水が出ても飲まないようにしましょう。
水道工事の内容によるかもしれませんが、今回の私のマンションでの工事の際には「断水中に水が出ても飲まないように」との貼り紙がされていました。
断水復旧後は・・・
断水復旧後にはじめて水を使用する場合、赤い水や空気が出る時があります。
そのため、きれいな水になるまでしばらくの間放水するようにしましょう。
放水する順番ですが、はじめはお風呂場のカランもしくは洗面所から放水するようにするといいそうです。
というのも、トイレやシャワーにはストレーナーといってゴミ取りのための網がついていますので赤水が出ると詰まってしまうことがあるからです。
※キッチンのカランにストレーナーが無ければキッチンからでも。
洗濯機は元栓を開いた後、1度排水して赤水が出ないことを確認してから使用するようにしましょう。
はじめて放水する際には空気がポンポンと音を立てて飛散し水がはねて周りが汚れることがありますので注意しましょう。
私は水を出している間、新聞紙でガードしました。場合によっては結構飛びますのでこのような対策をされることをオススメします。
トイレはストレーナーに錆や汚れがたまりやすいので、一番最後に流すのがいいそうです。
おしまいに
いかがでしたか?
断水が前もって知らされている場合には、きちんと準備しておくことが大切ですね。
ざっと紹介してきましたが、ご家族が多い場合には蛇口に「断水中」とわかるように貼り紙をしておくなど、他にも工夫できることがあるかもしれませんね。
いざという時に困ってしまわないように、対策をして乗り切りましょう!